お知らせ
2023年04月19日
令和5年度予算組合会についてのご報告
去る2月9日に阪和興業健康保険組合の組合会が開催され、令和5年度の予算その他が承認決定されましたのでお知らせいたします。
① 令和4年度決算見込と令和5年度予算が下記の通り決定されました。平成30年度の保険料率変更が奏功し、繰越金は増額傾向です。令和5年度予算の収支残高は1,501,265千円となる見込で、現状は財政的に問題ない水準です。ただ、高齢者医療に対する拠出金の令和5年度予算は938,029千円(保険料収入の41.4%)となる見込で令和4年度決算見込から129,867千円もの増加となっています。また、オブジーボ等の非常に高額な薬剤を使用する医療が一般化する傾向も踏まえると支出が大幅増となり財政が逼迫するリスクを常に抱えております。
② 日本全体の介護給付費等の総額増加により令和5年度においては国に徴収される「介護納付金」が236,163千円と20,908千円増加し、前年度に比べて年間17,227千円の赤字となる予想となりました。その結果、29,450千円あった前期繰越金は減額するものの12,184千円は残る見込となり、令和5年度に保険料率を行う必要はなくなりましたが、次年度においてはやむなく料率変更を行わざるを得ないことが予想されますので、よろしくご理解いただきますようお願いします。
③ 調整保険料率が変更されましたのでそれに伴い、一般保険料率が変更されました。但し、保険料率合計に変更はありませんので被保険者の負担増はありません。
④ 厚労省保険局の【健康保険組合の予算編成基準の一部改正について】という通知がなされたことに伴い、「財産管理規程」の一部改定を行いました。
以上