お知らせ
2022年02月17日
令和4年度予算組合会についてのご報告
去る2月17日に阪和興業健康保険組合の組合会が開催され、令和4年度の予算その他が決定されましたのでお知らせいたします。
1.令和3年度決算見込と令和4年度予算が下記添付ファイルの通り決定されました。
令和元年度からの保険料率変更が奏功しており、また高齢者に対する拠出金も令和2年度決算と令和3年度見込との比較では75百万円の減少となったこともあり、令和3年度の収支残高は1,169百万円となる見込となりました。従い、現状は財政的に問題ないと考えていますが、高齢者に対する拠出金増加の可能性、オブジーボ等の非常に高額な薬剤を使用する医療が一般化する傾向等を踏まえるといつ何時財政が逼迫するかわからないリスクを抱えております。
2.日本全体の介護給付費等の総額増加により令和4年度においては国に徴収される「介護納付金」が215百万円と約27百万円増加し、前年度に比べて年間約26百万円の赤字となる予想となりました。その結果、バッファとなる前期繰越金がほぼ枯渇する見込となり、令和4年度にはやむなく16‰から18‰への料率変更を行わざるを得ないこととなりましたので、よろしくご理解いただきたく存じます。
3.調整保険料率が変更されましたのでそれに伴い、一般保険料率が変更されました。但し、保険料率合計に変更はありませんので被保険者の負担はありません。
4.健保の経理事務の電子化に伴い、会計事務取扱規程の一部改定を行いました。また、マイナンバーカードを健康保険証として使用できる法律改正があったことに伴い、個人情報保護管理規程の一部を改定いたしました。
以 上