お知らせ
2021年02月19日
令和3年度予算組合会についてのご報告

去る2月19日に阪和興業健康保険組合の組合会が開催され、令和3年度の予算その他が決定されましたのでお知らせいたします。

1.令和2年度決算見込と令和3年度予算が下記添付ファイルの通り決定されました。
令和元年度からの保険料率変更が奏功しており、また高齢者に対する拠出金も前年度比で減額となり、令和2年度においては収支残高は791百万円となる見込になりました。
また令和3年度では高齢者納付金が57百万円程度減少する見込みであるため、ここ数年程度はある程度財政的余裕があると見られますが、オブジーボに代表される非常に高額な薬剤を使用する医療が一般化しつつあるため、いつ何時財政が逼迫するかわからないリスクを抱えております。

2.介護保険料率は令和2年度より16‰に変更されましたが、令和3年度においては国に徴収される「介護納付金」が188百万円と約14百万円増加し、前年度に比べて年間約14百万円の赤字となる予想となりました。
その結果、バッファとなる前期繰越金がほぼ枯渇する見込となり、令和4年度にはやむなく料率変更を行わざるを得ないこととなりますが、よろしくご理解いただきたく存じます。

3.調整保険料率が変更されましたのでそれに伴い、一般保険料率が変更されました。但し、保険料率合計に変更はありませんので被保険者の負担はありません。